イラニアン・ホワイトマルベリー
イラニアン・ホワイトマルベリーは人工的に栽培したものでなく、ミネラル豊富な土壌を養分に自生している自然栽培物を手摘みして天日乾燥させたものです。
日本でも野山に自生している赤紫色の桑の実と同じ科のもので、白い桑の実は酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。
ホワイトマルベリーにはカルシウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンA・B1・B2・Cが含まれていて、特にビタミンAが豊富です。ビタミンAは「目のビタミン」とも言われ視角作用の正常化、目の機能を保持し暗順応や視角機能低下を予防します。さらに皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力を高め、皮膚粘膜形成を助けて角化や肌あれを抑えてくれます。ビタミンCなども含み、気管支・呼吸器系統にも良いとされているので、生産地のイランでは風邪の時に用いられたりもします。
また、天然のインシュリンが含まれると言われるのは、桑の実と葉に血糖を低下させる有効成分のデオキシノジリマイシンが含まれているからで、これは糖質を分解する酵素グルコシターゼの働きを阻害し、糖質の吸収を阻止し血糖値の上昇を抑制するので、インシュリンと同様の作用があります。血糖値を気にされている方は食前に数粒食べるのがお勧めです。
イランの降り注ぐ太陽の恵みを十分に浴びた生命力の強いホワイトマルベリーはドライフルーツの中でも、とても高い薬効が期待できます。